やおい日記
葡萄瓜XQO:記

2003.5.28
 思い立って管理サイト全体共通の日記とこのサイト用の日記を分割
する事にしました。
 こちらのサイトの日記ではやおいに就いての日々雑感で埋めてゆき
たいと思います。まあ、『煩凡亭日乗』でも事足りるのですが、管理
サイト全体の更新記録も兼ねている為やおいに傾きすぎても少々決ま
りが悪いのです。不調法ですがこのような形式で御容赦戴きたく。
 ネット上に於いて相変わらず国内外のサイトを巡っている訳です
が、今日ROMしたサイトは結構重いテーマのサイトでした。
 海外ゲイコミックのサイトですがテーマが父子相姦。家庭の事情で
久しく会わなかった親子が愛しさ余って…と言う感じの展開でした。
 重いテーマの割に平静に読めたのはゲイコミック故の肉体描写だか
らでしょうか?それともアメリカンコミック風のコマ構成に気を取ら
れていたからでしょうか?
 余談かも知れませんが、受身になっていたのは息子の方でした。そ
う言う場面でも父である事に拘りを持ちたいのでしょうか?

2003.5.29
 一応やおい関係図書画像文献類を資料として集めるからには公平且
つ冷静に収集するべき、なのでしょうがつい自分の好みを優先させつ
つ集めております。
 公平な証人で居る事は難しいですね。なるべく見聞きし経験した事
柄に関しては冷静に淡々と文章にして傍注を入れて普遍的な記録にし
て置きたいです。
 確かに流行し、勢力を広げた作品は存在します。
 然しながら、その作品だけがやおい同人誌の世界を支えてきた訳で
は無くて、様々な要素が絡み合いながら流行が生み出されてきたと思
うのです。その辺も記録できれば、と思っています。

2003.5.30
 先程まで資料兼愉しみ用に購入した『DEEP』VOL.1/2/5及び
『月光』復活第四號を読んでいました。
 いやはや濃厚な味わいで在ります。『月光』は『ALLAN』の末裔で
すから濃厚なのは当たり前ですが、『DEEP』は当時読んでいた(とは
言え立ち読みだったのが非常に悔やまれます)その時の時代背景を沸
々と思い出しました。
 やおいを取り囲む風景は、歳月を経た所でそんなに変わっていない
んでしょうね、きっと。
 (『月光』『ALLAN』については配信済メールマガジン傍注参照。
『DEEP』については後日解説予定)

2003.5.31
 お陰様でじわりじわりと読者様が増えている様です。こんな際物の
書いたメールマガジンを読んで下って感謝致しております。
 深く深く感謝し、精進させて戴きます。
 実際書き始めて解き解してみると如何に内部でしか通用しない言葉
で構成された世界なのかと今更ながらに感心するのですね。それに輪
を掛けて商業出版が色々ちょっかいを掛けて混乱を増大させてますし
(苦笑)商業出版を考えの外に置いてやおいを捉える方もいらっしゃ
るでしょうが、いざ歴史を纏めようとすると商業の影響はどうしても
外せないと思うのですよ。
 その辺の絡み具合もじわじわ解いてみたいと無謀な事を考えていま
す。

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